今回は、テックギーク受講生のTakahashiさんがShopify公開アプリをリリースしたので、インタビューさせていただきました!
公開アプリの開発プロセスやその背景、テックギークを選んだ理由、実際に受講した感想などをインタビューすることで、これからShopifyアプリ開発を学びたい方の参考になればと思います。
話してくれた人
Guin Takahashiさん(28歳)
フリーランスで、Shopifyのストア構築業務などを行なっている。ストアフロント側やPHP Laravelも扱うフルスタックエンジニアとして活動中。
開発したShopifyアプリの概要
今回開発したアプリは、特定の顧客タグを持つ注文に対して割引を行う「Howdy Customer Tag Discount」です。
このアプリの特徴は、Shopifyの新機能Shopify Functionsを活用して注文や商品ごとの割引を適用しており、最新の技術を取り入れたアプリとなっています。
Shopify Functionsは、Shopifyプラットフォーム上で独自の機能を実装するための新しい方法で、カスタムロジックを追加することができます。
このアプリは、顧客タグに基づいて特定の商品や注文に対して割引を適用することで、マーケティング戦略を強化するためのツールとして活用できます!
アプリ開発の背景と理由
Shopify Plusプランを利用しているマーチャントではcheckout.liquid(チェックアウト画面をLiquidファイルでカスタマイズできる機能)の廃止が予定されており、それに伴う不具合や使用不能となるアプリが多くなることが予想されていました。
そのような背景を踏まえ、これらの問題に対処し、ニーズに応えるために、新しい割引アプリを開発することを決めたそうです!
実際に、あるマーチャント様が顧客タグを使った割引の機能を使っており、そのニーズを満たすためのアプリが必要でした。
ただ、今回のアプリで稼いでいくというよりは、第二、第三のアプリを開発して、そちらで売上拡大を図っていく想定だそうです!
特定のマーチャントに必要なニッチなアプリではなく、多くのマーチャントに使っていただけるアプリを開発することで利益を上げる戦略とのことでした。
開発期間とプロセス
アプリの開発期間は、学習開始からリリースまでに約8ヶ月間かかったそうです。
Takahashiさんは元々エンジニアとして4年間の経験があります。
フロントエンジニアとしてのキャリアをスタートさせ、その後、フルスタックエンジニアとして1年半の間、PHP Laravel、データベースの取り扱い、APIの作成などの経験を積んだそうです。このようなエンジニアリングスキルを持っているにも関わらず8ヶ月間もかかったので、かなり険しい道のりだったことが想像できます!笑
勉強時間や開発のための時間は、平日は、業務前の朝や仕事終わりに数時間使い、休日はコワーキングスペースなどで集中して学習したそうです。イギリスの大学院でコンピューターサイエンスの修士号を取得中だったこともあり、卒論のテーマがRemixとGraphQL、Shopifyアプリだったため、1月から4月にかけては特に集中して取り組んだそうです。
テックギークを選んだ理由
Takahashiさんに「なぜテックギークを受講したのか」を教えていただきました!
Shopifyアプリ開発の学習にテックギークを選んだのは、時間を短縮して効率的に学びたいという思いがあったからだそうです。
特に、2年前にShopifyアプリ開発で挫折した経験から、最後まで学び続けられるかどうかという点が心配で、公開アプリの審査や相談ができる環境があるかどうかが懸念点だったそうです。
しかし、テックギークでは、カリキュラムだけでなく、実際の開発や公開に関するアドバイスもしていただけて、これらの不安を解消するためのサポートが充実していましたため受講を決意されたそうです。
テックギークの運営者が実際にShopifyアプリを開発しているからこそ、具体的なアドバイスがもらえる点を高く評価していただけました!
実際、Shopifyの技術は日々進化しており、そのスピードに追いつくためには体系的な学習環境が必要だと思います。
テックギークは、体系的に学べるカリキュラムの提供、疑問点やカリキュラム以外のShopifyアプリ開発におけるアドバイスなどもしているので、Takahashiさんのスタイルにマッチしていたのではないかと思います。
ただ、Takahashiさん曰く、開発はすべてが難しかったそうです。笑
その一方で、新しいプログラミング言語を学び、自分で開発を進める楽しさを実感することができたともおっしゃっていました!
学んだことと成長のポイント
技術的には、Shopifyの知識が深まり、Remixなどの新しいフレームワークを理解することができたそうです。特に、Shopify Functionsの活用方法や、RemixとGraphQLを使った開発手法についての理解が深まりまったことで、より効率的にアプリを開発し、メンテナンスする能力が向上したと感じられているようです。
精神面では、受託メインでの働き方から、自分のサービスを展開する起業家としての考え方を身につけることができましたそうです。
自分のアイデアを形にする力がつき、実際にリリースまでこぎつけることができたことは大きな自信となったのではないかと思います。
受講を検討している方へのメッセージ
Takahashiさんより
Shopifyアプリ開発は正直に言って非常に難しいです。しかし、難しいからやめるのか、それとも難しいからこそチャンスだと思うのか、それは人それぞれかと思います。
テックギークでは、そんな挑戦をサポートする環境が整っていますので、ぜひ一歩踏み出してみてください。
おわりに
テックギークの受講生がどのようにしてShopifyアプリを開発し、成功を収めたかを共有することで、皆さんの参考になれば幸いです。今回のインタビューを通じて、テックギークが提供する学びの環境やサポート体制についてご理解していただけたのではないでしょうか。
テックギークは、初心者から経験者まで、幅広いレベルの受講生に対応したプログラムを提供しています。もし、Shopifyアプリ開発に興味がある方は、ぜひテックギークで学んでみてください。私たちのプログラムが、あなたの成長をサポートし、成功へと導く一助となることを願っています。
皆さんのご参加を心よりお待ちしています。